
創設者竹安猪三郎が少年時代に愛読した立志伝において、徳川時代、北は千島・カムチャッカから、南は豪州・タスマニアと、海外に雄飛した一代の豪商錢屋五兵衛の生きざまに深く共鳴。会社設立にあたり海外進出の理想実現を意図し「錢屋」を登録商標とし、社名を“錢屋アルミニウム製作所”と決めました。そして錢屋五兵衛の旗印“丸五”にちなみ「寛永通宝」を社章としました。「寛永通宝」は、江戸時代300年にわたる主要貨幣で、その流通性を失ってもなお人々に親しまれる古錢です。すなわち、人々から愛され親しまれる会社であり、そして製品であることが、この社章によって具現されている精神です。